- NEWS
◆ヤングケアラー支援アドバイザー派遣申込書をアップしました
◆中高生向けヤングケアラー啓発マンガ『きみが選ぶ物語』が公開されました
◆LINE相談開始のおしらせ
今年度からLINE相談が始まりました!
友だち追加をお待ちしています
- EVENT
◆2024年12月14日(土)
次回の「いろはのなかまたち」はイベント会!
いつもとは違う場所で、クリスマスパーティをひらきます。ぜひご参加ください🎉
詳細・お申込みは👇こちらから
事前予約制
ヤングケアラーとは?
「ヤングケアラー」とは、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っているこどものことを言います。
日本ではこれまで法律等において明確に定義されていませんでしたが、令和6年6月12日に改正された「子ども・若者育成支援推進法」では、「家族の介護その他の日常生活上の世話を過度に行っていると認められる子ども・若者」と明記されました。
子どもとしての健やかな成長・発達に必要な時間(遊び・勉強等)や、若者としての自立に向けた移行期として必要な時間(勉強・就職準備等)を奪われたり、ケアに伴い身体的・精神的負荷がかかったりすることによって、負担が重い状態になり、学業や友人関係、自身の心身の状態に影響が出てしまうことがあります。
京都府ヤングケアラー総合支援センターでは、ヤングケアラーの方、元ヤングケアラーの方、家族や支援者の方、どなたからの相談も受け付けています。
日頃から家族のケアを担うヤングケアラーの方の悩みや相談はもちろん、当事者以外の方も、気になる子ども・若者に気がついたら、ひとりで頑張らなくて良いことを伝え、センターまでお気軽にご相談ください。センターでは相談をしっかり受け止めます。
まずはお話を聴き、ニーズを整理し、必要なサポートがうけられるよう、関係機関と連携して支援します。
こんなことをがんばっていませんか?
京都府ヤングケアラー総合支援センターについて
連絡先
開設時間 | 月曜日~土曜日 10:00~18:00 ※休み:日曜日・祝日、12/29-1/3日 |
---|---|
電話相談 | 075-662-2840 |
メール相談 | ycarer@pref.kyoto.lg.jp |
住所 | 〒601-8047 京都市南区東九条下殿田町70 京都テルサ東館2階 |
主な業務
1. ヤングケアラーへの相談支援
「悩み事があるが身近に相談できる人がいない」「どこに相談していいかわからない」「とにかく誰かに話を聞いてほしい」という子どもたちやご家族からの相談をうけ、しっかり受け止め、ニーズを整理し、必要なサポートがうけられるよう、関係機関と連携して支援します。
対象:ヤングケアラーの方、元ヤングケアラーの方、家族や支援者の方、どなたでも相談できます。
2. 広報・啓発
啓発用のチラシ等の作成、ホームページ等による周知を行います。
3. 研修講師・アドバイザー派遣の実施
ヤングケアラーに関する研修講師・アドバイザー派遣を実施します。 研修講師派遣の申し込みは、下記フォームで送信、あるいは下のWordファイルにご入力の上メール添付でご依頼ください。 事例検討のアドバイザー派遣の申し込みは、下のWordファイルにご入力の上メール添付でお送りください。
申込先
TEL | 075-662-2840(月~土曜日 10:00~18:00) ※祝日、12月29~1月3日を除く |
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FAX | 075-662-3770 |
メールアドレス | ycarer@pref.kyoto.lg.jp |
4. 関係機関とのネットワーク構築
関係機関が連携し支援ができるよう、ネットワーク会議を開催します。
5. オンライン・コミュニティの開催
ヤングケアラー同士が悩みや経験を共有するつながりの場です。
対象:中学生から概ね30歳までのヤングケアラーの方、元ヤングケアラーの方
家族のケアをする子ども・若者の方へ
自分ひとりで、がんばらなくていいよ
家族の手伝い、手助けをするのは「ふつうのこと」と思うかもしれません。
でも、学校生活に影響がでたり、こころやからだに不調を感じるほど負担になっているなら、それは大変です。
自分のことや家のことを話すのは勇気がいると思います。
身近な人に話しづらければ、わたしたちにご相談ください。
「もしかして、ヤングケアラー?」
そんなときは、下のシートを活用してみてください。
相談先
電話 | 075-662-2840(月~土曜日 10:00~18:00) ※祝日、12月29日~1月3日を除く |
---|---|
メール | ご相談フォームはこちら |
LINE 『きょうとヤングケアラーほっとライン』 |
【対応時間】月~金曜日 10:00~18:00 (※祝日、12月29日~1月3日除く) |
※ヤングケアラーの方、元ヤングケアラーの方、家族や支援者の方、どなたでも相談できます。
中高生のみなさんへ
いまの自分を知ろう
あなたの今のこころ、からだ、学校生活…
家族のケアをしている人も、ケアというほどのことはしていないなと思っている人も、自分の状態を知ることはとても大切です。
リストを使ってセルフチェックしてみてくださいね。
マンガ『きみが選ぶ物語』
マンガ『きみが選ぶ物語』は、ヤングケアラーの状態にある子を主人公に、京都精華大学の学生さんにご協力をいただいて作成したストーリーマンガです。
令和6年度に京都府内の中学・高校に通う生徒のみなさんに配布しています。ぜひ読んでみてください。
地域の大人の方へ
ヤングケアラーと地域でのサポート
ヤングケアラーである子どもたちは学校に遅刻したり、欠席がちであったりします。また、介護のために学校を早退したり、クラブ活動をせず早めに帰宅したりしているようです。
子どもたちが学校にいる時間帯なのに、家庭にいて家事をしていたり、買い物や通院の付き添いをしている様子を見かける事があれば、ヤングケアラーかもしれないと少し注意をして見てあげてください。
それが頻繁に見られるようでしたら、何か手助けが必要ではないか、くたびれていないか、身近な地域の方から子どもに声かけしていただければと思います。民生児童委員や、地域の福祉委員をはじめ、こども食堂でのボランティア、スーパーやコンビニの店員、訪問介護員、ケアマネ等もヤングケアラーに「気づき」「つなぐ」「見守る」役割を分担していただけるよう、働きかけることが望まれます。
負担軽減につながるサービスの例
きょうだいの世話をしている場合
- ファミリー・サポートセンターの利用
- 保育所の利用調整 等
学習支援が必要な場合
- 教育支援センターや子どもの居場所
- フリースクール等の利用
ケアの対象者に障がいがある場合
- 居宅介護や訪問看護の利用
- 施設入所 等
共感できる相手を求めている場合
- ヤングケアラー同士のピア・サポート
- オンラインコミュニティ
ヤングケアラーかも?と思ったら
京都府ヤングケアラー総合支援センターにご相談ください。関係機関と連携して支援します。
関係機関の方へ
ヤングケアラーかも?と相談があったら
生活状況、困っていることや希望していることをお聴きします。
支援現場で「あの子、もしかしたらヤングケアラーかも?」と気づくことも大切な役割です。
ヤングケアラー及びその家族を支える連携
ヤングケアラーの援助には「家族まるごと支援」が求められています。
そのためには、地域の施設、地域関係者等とともに、教育分野、児童福祉分野、高齢者福祉分野、障害福祉分野、医療分野、その他の保健・福祉分野、各領域の分野が連携して支援するネットワークが重要です。
「分野ごとの連携先」や「ヤングケアラーに気づくポイント」を参照してみてください。