- NEWS
オンライン・コミュニティ 次回10月14日(土)に開催
事前予約制
- EVENT
2023年9月2日開催
オンライン・コミュニティ「活動報告会」本報告会はおかげさまで盛況のうちに終えることができました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
ヤングケアラーとは?
最近、「ヤングケアラー」という言葉をよく目にするようになりました。
ヤングケアラーについては、まだ日本では明確に定義されてはいませんが、子どもが家族などのお世話や見守り、家事などを日常的に行っており、それが重い負担になって学校生活や日常生活に支障があったり、本人の心身に不調が出ることがあります。
子どもが子どもらしく、安心して暮らせるよう、気になる子どもに気がついたら、一人で頑張らなくて良いことを伝え、関係機関が連携・協力してサポートしましょう。
京都府ヤングケアラー総合支援センターも一緒に考えますので、気軽にご相談ください。
こんなことをがんばっていませんか?
京都府ヤングケアラー総合支援センターについて
連絡先
開設時間 | 月曜日~土曜日 10:00~18:00 |
---|---|
電話相談 | 075-662-2840 |
メール相談 | ycarer@pref.kyoto.lg.jp |
住所 | 〒601-8047 京都市南区東九条下殿田町70 京都テルサ東館2階 |
主な業務
1. ヤングケアラーへの相談支援
「悩み事があるが身近に相談できる人がいない」「どこに相談していいかわからない」「とにかく誰かに話を聞いてほしい」という子どもたちやご家族からの相談をうけ、しっかり受け止め、ニーズを整理し、必要なサポートがうけられるよう、関係機関と連携して支援します。
対象:ヤングケアラーの方、元ヤングケアラーの方、家族や支援者の方、どなたでも相談できます。
2. 広報・啓発
啓発用のチラシ等の作成、ホームページ等による周知を行います。
3. 研修の実施
ヤングケアラーに関する研修を実施します。講師派遣の申し込みは、下記フォームからご依頼ください。
申込先
TEL | 075-662-2840(月~土曜日 10:00~18:00) |
---|---|
FAX | 075-662-3770 |
メールアドレス | ycarer@pref.kyoto.lg.jp |
4. 関係機関とのネットワーク構築
関係機関が連携し支援ができるよう、ネットワーク会議を開催します。
5. オンライン・コミュニティの開催
ヤングケアラー同士が悩みや経験を共有するつながりの場です。
対象:中学生から概ね30歳までのヤングケアラーの方、元ヤングケアラーの方
オンライン・コミュニティ「活動報告会」開催
日時 | 2023年9月2日(土)13:30-16:00 |
---|---|
実施方法 | 対面とオンラインのハイブリッド開催 |
参加費 | 無料 |
対象 | おおむね中学生~30歳までの子ども・若者ケアラー当事者(家族のケアを担っている方)または経験者の方、周りの支援者の方、その他興味のある方 |
当日プログラムには「オンライン・コミュニティ参加者の声」「プチ体験会」「支援者の意見交換会」もあります。
事前申込制 申込期間 7月3日(月)〜8月31日(木)
ヤングケアラーの方へ
自分ひとりで、がんばらなくていいよ
家族の手伝い、手助けをするのは「ふつうのこと」と思うかもしれません。
でも、学校生活に影響がでたり、こころやからだに不調を感じるほど負担になっているなら、それは大変です。
自分のことや家のことを話すのは勇気がいると思います。
身近な人に話しづらければ、わたしたちにご相談ください。
「もしかして、ヤングケアラー?」
そんなときは、セルフチェックシートでチェックしてみてください。
相談先
電話 | 075-662-2840(月~土曜日 10:00~18:00) |
---|---|
メール | ご相談フォームはこちら |
※ヤングケアラーの方、元ヤングケアラーの方、家族や支援者の方、どなたでも相談できます。
地域の大人の方へ
ヤングケアラーと地域でのサポート
ヤングケアラーである子どもたちは学校に遅刻したり、欠席がちであったりします。また、介護のために学校を早退したり、クラブ活動をせず早めに帰宅したりしているようです。
子どもたちが学校にいる時間帯なのに、家庭にいて家事をしていたり、買い物や通院の付き添いをしている様子を見かける事があれば、ヤングケアラーかもしれないと少し注意をして見てあげてください。
それが頻繁に見られるようでしたら、何か手助けが必要ではないか、くたびれていないか、身近な地域の方から子どもに声かけしていただければと思います。民生児童委員や、地域の福祉委員をはじめ、こども食堂でのボランティア、スーパーやコンビニの店員、訪問介護員、ケアマネ等もヤングケアラーに「気づき」「つなぐ」「見守る」役割を分担していただけるよう、働きかけることが望まれます。
負担軽減につながるサービスの例
きょうだいの世話をしている場合
- ファミリー・サポートセンターの利用
- 保育所の利用調整 等
学習支援が必要な場合
- 教育支援センターや子どもの居場所
- フリースクール等の利用
ケアの対象者に障がいがある場合
- 居宅介護や訪問看護の利用
- 施設入所 等
共感できる相手を求めている場合
- ヤングケアラー同士のピア・サポート
- オンラインコミュニティ
ヤングケアラーかも?と思ったら

京都府ヤングケアラー総合支援センターにご相談ください。関係機関と連携して支援します。
関係機関の方へ
ヤングケアラーかも?と相談があったら
生活状況、困っていることや希望していることをお聴きします。
支援現場で「あの子、もしかしたらヤングケアラーかも?」と気づくことも大切な役割です。
ヤングケアラー及びその家族を支える連携
ヤングケアラーの援助には「家族まるごと支援」が求められています。
そのためには、地域の施設、地域関係者等とともに、教育分野、児童福祉分野、高齢者福祉分野、障害福祉分野、医療分野、その他の保健・福祉分野、各領域の分野が連携して支援するネットワークが重要です。
「分野ごとの連携先」や「ヤングケアラーに気づくポイント」を参照してみてください。